ゼンショーHDは買収報道や信用需給など注目され2006年以来の高値を更新

すき屋 ゼンショー

■高値もみ合いを抜け出す形になり信用売りの買い戻しも注視

 ゼンショーホールディングス<7550>(東1・売買単位100株)は18日の後場一段強い展開となり、14時30分にかけて1910円(28円高)まで上げて約1週間ぶりに2006年以来の高値を更新した。18日午後の日本経済新聞・電子版がフジタコーポレーション(群馬県太田市)の買収を伝え、材料視された。

 株価は8~9月に1800円前後で高値もみ合いを続けてきたが、10月3日に発表した9月の月次動向が好調で、翌4日にもみ合いを抜け出すように2006年以来の高値に進み、その後はもみ合いの下値をセリ上げながら強基調が続いている。株価が強いため信用売りの買い戻しが増加する可能性があり、その原資となる信用売り残は直近、買い残の8倍に膨れているため、買い戻しが発生すれば少なからず株価を押し上げる要因になるとの見方が出ている。

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