野村不動産HDが今期成約8割など好感し出直り強め不動産株が軒並み高い

株式市場 銘柄

■9月の首都圏新築マンション発売は10ヵ月ぶりに増加

 野村不動産ホールディングス<3231>(東1・売買単位100株)は20日の前場、大幅続伸となり、11時過ぎに1766円(88円高)まで上げて出直りを強め、10月3日以来の1700円台回復となった。同日付の日本経済新聞・朝刊が「今期決算に計上を予定しているマンションなどの住宅のうち成約に至った物件の比率は、9月時点で8割程度に達したようだ」と伝え、見直す動きが広がったようだ。

 10月17日には、不動産経済研究所(東京都新宿区)による9月のマンション市場動向調査で首都圏の新築マンション発売戸数が10ヵ月ぶりに増加と伝えられるなど、マンション販売の低迷が続いていただけに、安心感も強いようだ。三井不動産<8801>(東1)も5%高、住友不動産<8830>(東1)は4%高など不動産株が高い。

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