【銘柄フラッシュ】川上塗料が再び急伸し任天堂などのゲーム株も活況高

銘柄

 20日は、続落模様で始まった任天堂<7974>(東1)が10時前から急伸し、全く新コンセプトのゲーム機「NX」(開発コード名)の映像をホームページに公開するとの発表が伝わり一時4.6%高まで上げ、大引けは3.3%高だが東証全銘柄の売買代金1位に。ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>(東1)は新ゲーム「セブンス・リバース」の事前登録開始と伝えられて後場急動意となり16.8%高。ゲーム受託開発や技術者派遣のエクストリーム<6033>(東マ)はキャラクターのフキダシにセリフを入れて送れるコミュニケーションアプリ「コミコミ」拡大発表などが言われて11.6%高と高値更新。

 安永<7271>(東1)は業績予想の増額を19日に発表しストップ高の17.2%高。国際関連人材承継などのJACリクルートメント<2124>(東1)は9月の月次動向やアルバイトの時給1000円台乗せなどが好感され7.9%高。川上塗料<4616>(東2)はロシア経済関連株とされて引き続き北方4島の共同統治案などが思惑視されて再びストップ高の30.1%高。森組<1853>(東2)は不動産経済研究所(東京都新宿区)による9月のマンション市場動向調査で首都圏の新築マンション発売戸数が10ヵ月ぶりに増加と伝えられたことなどが言われ11.1%高。

 Jストリーム<5938>(東マ)は動画配信の大手で、テレビ番組をインターネットでも同時配信する「ネット同時配信」を総務省が全面解禁の方針と14日伝えられて2日連続ストップ高の21.1%高。メディア工房<3815>(東マ)は米社との資本業務提携が好感されてストップ高の18.7%高。、シライ電子工業<6658>(JQS)はニンテンドー「NX」に関連とされて大幅続伸の18.7%高。スペースシャワーネットワーク<4838>(JQS)は音楽番組配給の大手でボブ・ディラン氏のノーベル賞などが思惑買いにつながったとされて6.6%高。環境管理センター<4657>(JQS)は土壌汚染対策費のリスク回避会社との提携を好感し5.6%高となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る