タカラバイオが業績予想の増額など好感し大きく出直る

株式市場 銘柄

■通期予想への期待も強まり業績期待相場が盛り上がるとの見方

 タカラバイオ<4974>(東1・売買単位100株)は21日、大きく出直る始まりとなり、取引開始後に1593円(94円高)をつけて10月7日以来の水準を回復した。20日の取引終了後、第2四半期累計期間(2016年4月~9月)の連結業績予想を修正発表し、営業利益は従来予想を85%増額したことなどが好感されている。

 売上高は円高の影響などにより従来予想を6%減額したが、純利益は同約9倍に増額。3月通期の見通しは11月10日の第2四半期決算発表時に開示するとした。この日に向けてしばらく業績期待相場が盛り上がるとの見方が出ている。

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