【株式市場】好業績株など高く日経平均は上値重いが反発

株式

◆日経平均の前引けは1万7234円42銭(49円83銭高)、TOPIXは1367.61ポイント(2.32ポイント高)、出来高概算(東証1部)は14億713万株

チャート5 10月24日後場の東京株式市場は、日銀のETF(上場型の株価指数連動投信など)買い出動の噂などがあり、日経平均はもみ合いの水準を一段上げて13時過ぎに60円15銭高(1万7244円74銭)まで上げる場面があった。大引けも堅調で反発。主な株価指数では東証マザーズ指数が軟調。

 後場は、蛇の目ミシン工業<6445>(東1)がロシア経済協力関連株として一段強含み、三井不動産<8801>(東1)などの不動産株も一段堅調。アドテック プラズマ テクノロジー<6668>(東1)は好決算相場の勢いが衰えない印象で一段高。ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ<6090>(東マ)は米社とアルツハイマー病に関する共同研究開発などが好感されてストップ高。アスカネット<2438>(東マ)は下値固め進展との見方が言われて出直り、大塚家具<8186>(JQS)も出直りを拡大。

 東証1部の出来高概算は14億713万株(前引けは6億8613万株)、売買代金は1兆5658億円(同7116億円)。1部上場1985銘柄のうち、値上がり銘柄数は1231(同913)銘柄、値下がり銘柄数は619(同903)銘柄。

 また、東証33業種別指数は21業種(前引けは11業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、水産・農林、倉庫・運輸、繊維製品、ガラス・土石、化学、ゴム製品、陸運、不動産、医薬品、などとなった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■環境要因は50%、漁獲圧は25%、状態空間モデルで初の定量評価  東京大学は11月1日、日本周辺…
  2. ■ドジャース、球団史上初の2年連続制覇  ロサンゼルス・ドジャースは、2025年MLBワールドシリ…
  3. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…
  2. ■師走相場は最終レースさながら、勝ち負け分ける「掉尾の一振」に熱視線  師走である。礼節一点張りの…
  3. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  4. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…
  5. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  6. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る