【銘柄フラッシュ】日本鋳鉄管が急伸し新規上場のJR九州は堅調に発車
- 2016/10/25 16:29
- 株式投資ニュース
25日は、JR九州(九州旅客鉄道)<9142>(東1・売買単位100株)が新規上場となり、9時36分に公開価格2600円を19%上回る3100円で初値がついた。高値は3120円、大引けは2990円となった。朝方の予想では、歓迎ムードが他のJR各銘柄にも波及する期待があったが、大引けはJR東日本<9020>(東1)が0.9%高、JR東海<9022>(東1)は0.4%高、JR西日本<9021>(東1)は1.2%高。日経平均が半年ぶり高値の130円高となった相場の中では平均的な上げにとどまったとの見方が出ていた。
日本鋳鉄管<5612>(東1)は水道事業の規制緩和期待などを材料に動意が強まっていたところに24日付で業績予想を増額発表したため大幅続伸となり26.4%高で東証1部の値上がり率1位。コア<2359>(東1)も24日の業績予想の増額発表などが好感されて18.0%高の急伸。加賀電子<8154>(東1)も24日の発表が好感されて5.8%高。キーコーヒー<2594>(東1)も第2四半期の2ケタ増益と通期予想の増額が好感されて4.9%高の活況高。
モリ工業<5464>(東1)は25日11時に四半期決算を発表し、直後から後場波状高となって8.1%高。エステー<4951>(東1)は24日の発表が好感されて5.0%高の高値更新。テクノスマート<6246>(東2)は21日の発表などが好感されて大幅続伸の14.1%高。
Jストリーム<4308>(東マ)は引き続きテレビ番組をインターネットでも同時配信する「ネット同時配信」への期待などが言われてストップ高の16.5%高。LITALICO(リタリコ)<6187>(東マ)は好決算への期待などが言われて4.2%高。エムケー精工<5906>(JQS)は21日の四半期決算発表などが連日好感されて2日連続ストップ高の22.5%高。となった。