キリンHDはコカ・コーラグループとの提携観測を後場評価し直し戻り高値
- 2016/10/26 13:10
- 株式投資ニュース
■10月31日の第3四半期決算発表で何らかの発表が飛び出す憶測も
キリンホールディングス(キリンHD)<2503>(東1・売買単位100株)は26日の後場一段強い相場となり、取引開始後に1774.5円(35.0円高)と本日の現在高。コカ・コーラグループと清涼飲料事業で資本業務提携する方針と今朝の日本経済新聞朝刊で伝えられ、朝方は15円高の1755.0円前後で上値が重かったが後場は評価し直す動きが強まったようだ。
提携観測報道については、26日朝、「現時点で決定した具体的な内容はありません。今後、開示すべき事実が発生した場合は、速やかに開示します」などと発表。火の無いところに煙は立たないとして注視する動きがある。第3四半期決算発表は10月31日の予定としており、この席上で何らかの発表が飛び出すとの憶測もある。
コカ・コーラウエスト<2579>(東1)は13時現在4%高の3115円(129円高)と戻り高値に進み、コカ・コーライースト<2580>(東1)は5%高の2312円(110円高)前後となっている。