【株式市場】日銀のETF買い介入の期待あり好業績株が強く日経平均3日続伸

株式

◆日経平均の終値は1万7391円84銭(26円59銭高)、TOPIXは1382.70ポイント(5.38ポイント高)、出来高概算(東証1部)は15億8904万株

チャート11 10月26日後場の東京株式市場は、現物株の昼休み中に株価指数の先物が上げたため、日銀のETF(株価指数連動型の上場投資信託)買い介入の期待が広がったようで、日経平均はいきなり堅調に転換して強もみ合いを続けた。大引けにかけてさらに強含み、本日の高値で終了。3日続伸となった。主な株価指数では東証2部指数が小安い。

 後場は、11時30分に四半期決算を発表した杉本商事<9932>(東1)が後場寄りから急伸し、13時30分に発表した日立キャピタル<8586>(東1)、14時に業績見通しを発表したオルガノ<6368>(東1)も急伸。アートスパークホールディングス<3663>(東2)は自動運転技術などのZMP社の上場接近説が再燃し関連株として急動意となり、マルマン<7834>(JQS)は受動喫煙対策を強化するとの観測などが言われて急伸。上場2日目のJR九州(九州旅客鉄道)<9142>(東1・売買単位100株)は大引けにかけて小甘くなった。

 東証1部の出来高概算は15億8904万株(前引けは7億420万株)、売買代金は1兆8114億円(同8049億円)。1部上場1986銘柄のうち、値上がり銘柄数は1286(同884)銘柄、値下がり銘柄数は557(同933)銘柄。

 また、東証33業種別指数は26業種(前引けは16業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、精密機器、不動産、食料品、建設、水産・農林、情報・通信、電力・ガス、鉄鋼、化学、繊維製品、非鉄金属、などとなった。

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