富士古河E&Cは第2四半期が上ぶれ通期見通しの増額など好感し急伸

株式市場 銘柄

■通期の利益見通しを6~7%増額

 空調・電設工事などの富士古河E&C<1775>(東2・売買単位100株)は27日、急伸の始まりとなり、取引開始後に11%高の325円(33円高)まで上げて東証2部銘柄の値上がり率2位に躍り出た。26日の取引終了後に発表した第2四半期決算(2016年4~9月、連結)が前回予想を大きく上ぶれ、3月通期の見通しを増額修正。好感されている。

 第2四半期の営業利益は従来予想の約3倍の13.7億円(前年同期比では約2.9倍)となった。3月通期の見通しは営業・経常・純利益とも従来予想を5.7%から6.8%増額し、営業利益は37億円(前期比では0.2%増加)、純利益は23.5億円(同13%増加)、1株利益は52円25銭。PER10倍に評価すると株価は520円になり、割安感が強い。

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