【株式市場】主力株の値動きがバラバラで日経平均は軟調、新規上場のアイモバイルは底堅い

株式

◆日経平均の前引けは1万7341円23銭(50円61銭安)、TOPIXは1382.63ポイント(0.07ポイント安)、出来高概算(東証1部)は7億6997万株

チャート5 10月27日(木)前場の東京株式市場は、NYダウ反発にもかかわらずソニー<6758>(東1)が軟調でトヨタ自動車<7203>(東1)は堅調など主力株の値動きがバラバラになり、日経平均は11時前の22円37銭高(1万7414円21銭)を除いて軟調に推移した。前引けは50円61銭安(1万7341円23銭)。主な株価指数では東証2部指数、日経JASDAQ平均が高い。

 LINE<3938>(東1)が第3四半期の黒字転換にもかかわらず朝から安い半面、業績予想を増額したイチケン<1847>(東1)日本製罐<5905>(東2)は高いなど、決算発表銘柄への反応が今ひとつのため、材料株の個別物色が活発化。メディア工房<3815>(東マ)米社との資本業務提携などを受けて急伸した勢いが衰えずストップ高。アスカネット<2438>(東マ)空中結像プレートの海外展開などが好感されて出直りを拡大。

 27日新規上場となったアイモバイル<6535>(東マ・売買単位100株)はクリック課金型広告配信の元祖ともいえるインターネット広告企業で、9時10分に公開価格1320円を7%下回る1230円で売買が成立し初値がついた。高値は1297円、前引けは1239円。

 東証1部の出来高概算は7億6997万株、売買代金は8798億円。1部上場1985銘柄のうち、値上がり銘柄数は910銘柄、値下がり銘柄数は916銘柄となっている。

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