クリーク・アンド・リバー社は、韓国の連結子会社CRKの事業を会社分割し、新設会社を設立し、事業を承継することを決議

■現CRK経営陣等の現地資本による株式保有比率を高めることで、さらなる存在感の発揮を目指す

 クリーク・アンド・リバー社<4763>(東1)は、10月27日開催の取締役会で、韓国の連結子会社CRKの事業を会社分割し、新設会社である CREEK & RIVER ENTERTAINMENT Co.,Ltd.に承継させた後、新設会社の資本構成を変更する方針について決議した。

 同社は、2001年に韓国ソウルにCRKを設立し、韓国TV局に対する人材派遣事業を中心に、これまで売上高は順調に増加してきたが、商慣習や制度上の違いもあり収益性に課題を抱えていた。しかも、最近では競争環境の激化によりその収益性は低下傾向であったことから、今後の韓国におけるグループ運営体制について検討を行ってきた。

 その結果、CRKにおける現在の事業を会社分割により新たにTVマーケットに特化した新会社を設立し、現CRK経営陣等の現地資本による株式保有比率を高めることで、同マーケットにおけるさらなる存在感の発揮を目指すこととなった。

 一方で、CRKについては、同社との連携による版権取引等に加え、TVマーケット以外の専門分野への展開を目指すとしている。

 今後の予定としては、12月1日にCRKの会社を分割し、新会社CREEK & RIVER ENTERTAINMENT Co.,Ltd.を設立し、12月31日に新設会社の資本構成を変更する。

 なお、この件による今期業績への影響はないとしている。

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