大紀アルミニウムが業績予想の増額を好感し戻り高値を更新
- 2016/10/31 09:33
- 株式投資ニュース
■年初来高値の水準でもPER6.3倍前後になり割安感強まる
大紀アルミニウム工業所<5702>(東1・売買単位千株)は31日、戻り高値更新の始まりとなり、取引開始後に422円(17円高)まで上げて6月につけた年初来の高値465円に迫っている。前週末売買日の28日に業績予想の修正を発表し、今期・2017年3月期の連結純利益は従来予想を16%増額したことなどが好感された。
3月通期の売上高の予想は従来予想を9%引き下げたが、営業利益は同9%増額し、経常利益は同19%増額した。増額後の予想1株利益は72円68銭。このため、株価は年初来高値の水準でPER6.3倍になった。低PER銘柄の多い業種だが、割安感は一段と強まったといえる。