太洋物産はTPPの恩恵を受ける銘柄として連日大幅高
- 2016/11/2 10:47
- 株式投資ニュース
■2015年夏の活況相場に次ぐ新相場を形成する期待も
畜産物などの太洋物産<9941>(JQS・売買単位100株)は2日も大幅続伸となり、10時30分にかけては22%高の141円(26円高)前後で推移し、昨日のストップ高に続いて大きく出直っている。TPP(環太平洋経済連携協定)の恩恵を受ける関連株として時々急伸してきたため、国会でTPP承認を巡る動きが前進していることが連日好感されている。
2016年9月期の業績は主力の鶏肉の市況低下などにより赤字の見通しを出しており、決算発表は過去3年、11月12日から14日の間に発表している。赤字は過去のものとして消化済みの様子があり、2015年夏の活況相場に次ぐ新相場を形成するかどうか期待する様子がある。