ソフトクリエイトHDの今期第2四半期は、ECソリューション事業が順調で増収増益

■通期連結業績予想が上振れる可能性も

 ソフトクリエイトHD<3371>(東1)の今期第2四半期は、ECソリューション事業が順調であったことから増収増益となった。

 売上高は65億69百万円(前年同期比13.2%増)、営業利益7億72百万円(同24.7%増)、経常利益8億17百万円(同15.5%増)、純利益5億33百万円(同0.9%増)であった。

 通期連結業績予想に対する進捗率は、売上高50.1%、営業利益50.8%、経常利益51.7%、純利益52.2%である。ところが、前期の進捗率は、売上高47.2%、営業利益42.4%、経常利益45.5%、純利益51.9%と前年同期と比較すると今期の進捗が早いので、通期連結業績予想が上振れる可能性もある。

 ちなみに、今期通期連結業績予想は、売上高131億円(前期比6.7%増)、営業利益15億20百万円(同4.0%増)、経常利益15億80百万円(同1.6%増)、純利益10億22百万円(同0.4%増)と最高益更新を見込む。

 2日の株価は、日経平均が300円以上下げた影響もあり、53円安の1113円であったが、引け後に発表された第2四半期が好業績であったことから、年初来の最高値1231円奪回へ向けた動きが予想される。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る