サントリー食品インターナショナルは戻り高値、業績予想の増額など好感

株式市場 銘柄

■第3四半期(1~9月)好調で円高進行に備えて選別買いする様子も

 サントリー食品インターナショナル<2587>(東1・売買単位100株)は4日、約3ヵ月ぶりに4800円台を回復する始まりとなり、取引開始後に4880円(230円高)をつけて戻り高値を更新した。前売買日の2日に第3四半期決算(1~9月)を発表し、12月通期の連結営業利益の見通しを従来の900億円から920億円に増額したことなどが好感されている。

 12月通期の予想1株利益は131円07銭の見込み。株価が5000円まで上げるとPERは38倍台になるが、米国の大統領選の結果によっては円高が進むとの見方があり、自動車株や電機株などに比べて円高の影響が小さいことなどからディフェンシブ銘柄として注目する様子もある。

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