マルハニチロは経営統合以来の高値更新だが極洋の値動き見て慎重姿勢も

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■円高など好感するが極洋は4日、四半期決算の発表後に下押す

 マルハニチロ<1333>(東1・売買単位100株)は4日の後場寄り後に2966円(25円高)となり、前場に続いて約4ヵ月ぶりに2014年の経営統合以来の高値を更新している。円高が全体的にはプラスに作用する傾向があるとされ、約1カ月ぶりの1ドル102円台が好材料視されている。

 ただ、4日は極洋<1301>(東1)が11時30分に第2四半期決算を発表し、後場は一段下押す始まりとなった。マルハニチロは第2四半期決算の発表を11月7日(月)の予定とするため、全体相場の地合いが悪い場合は極洋と同様に出尽くし安となる展開を予想して慎重に構える様子がある。

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