【業績でみる株価】ぴあは17年3月期第2四半期累計を増額修正、一転して増収増益予想

 ぴあ<4337>(東1)は11月2日、17年3月期第2四半期累計(4~9月)業績予想の増額修正を発表した。減収減益予想から一転して増収増益予想となった。通期予想を据え置いたが、第2四半期累計が高進捗率であり、通期予想にも増額余地がありそうだ。株価は年初来高値更新して15年3月高値に接近している。増額修正を評価して上値を試す展開だろう。

 17年3月期第2四半期累計の連結業績は、前回予想(5月10日公表)に対して売上高を75億円増額して前年同期比3.9%増の775億円、営業利益を3億円増額して同24.7%増の10億50百万円、経常利益を3億50百万円増額して同29.0%増の10億50百万円、純利益を1億円増額して同3.0%増の7億円とした。インターネットでのチケット販売が想定以上に好調に推移して売上高、利益とも計画を上回る。減収減益予想から一転して増収増益予想となった。

 通期連結業績予想は据え置いて、売上高が前期比1.0%増の1400億円、営業利益が同1.8%減の15億円、経常利益が同4.9%減の14億円、純利益が同0.8%減の12億円としている。ただし修正後の第2四半期累計の進捗率は売上高55.4%、営業利益70.0%、経常利益75.0%、純利益58.3%と高水準である。通期予想にも増額余地がありそうだ。

 なお5月10日発表した自己株式取得(取得株式総数の上限75万株、取得価額総額の上限15億円、取得期間16年5月11日~19年5月10日)については、10月31日時点の累計で取得株式総数5万7300株、取得価額総額1億2333万3000円となっている。

 株価は年初来高値更新の展開だ。10月28日には2500円まで上伸して15年3月高値2579円に接近している。利益確定売りや地合い悪化の影響で一旦反落したが自律調整の範囲だろう。週足チャートで見ると13週移動平均線、26週移動平均線、52週移動平均線とも上向きに転じて上昇トレンドだ。増額修正を評価して上値を試す展開だろう。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■内蔵インヒールで自然な足長効果、フォーマルからビジネスまで対応  青山商事<8219>(東証プラ…
  2. ■デュアル周波数対応で通信の安定性を確保  世界的なDX進展を背景に京セラ<6971>(東証プライ…
  3. ■リアルタイム文字起こしと自動要約で議事録作成を効率化  シャープ<6753>(東証プライム)は2…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■低PER・高配当利回り、不動産・銀行株が市場を牽引  3月の東京都区部消費者物価指数が前年比2.…
  2. ■新年度相場のサブテーマは「物価」?!  米国のトランプ大統領は、「壊し屋」と奉る以外にない。その…
  3. ■新年度相場の初動として注目される値上げ関連銘柄  4月予定の値上げは、原材料価格上昇や物流費増加…
  4. どう見るこの相場
    ■トランプ関税懸念も『総論弱気、各論強気』の市場展開  「トランプ・ディール(取引)」と「トランプ…
  5. ■名変更会社の局地戦相場の待ち伏せ買いも一考余地  今年4月1日以降、来年4月1日まで社名変更を予…
  6. ■あの銘柄が生まれ変わる!市場を揺るがす社名変更、次なる主役は?  「トランプ・トレード」が、「ト…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る