LIXILグループは四半期決算の好調など好感され後場一段高
- 2016/11/7 14:48
- 株式投資ニュース
■為替の影響などで売上高は微減だが各利益とも拡大
LIXILグループ<5938>(東1・売買単位100株)は7日の後場一段高となり、14時20分にかけて2411円(145円高)まで上昇した。13時に第2四半期決算(国際会計基準、2016年4~9月累計・連結)を発表し、税前利益・親会社の所有者に帰属する利益とも前年同期比で黒字転換したことなどが好感された。
売上高に相当する売上収益は為替換算の影響や連結対象範囲の変動などにより前年同期比7.6%減少したが、営業利益はウォーターテクノロジー事業やキッチンテクノロジー事業の増益などにより同17.2%の増加となった。3月通期の見通しは据え置き、予想1株利益は132.4円。株価はPER18倍台のため割高感は強くないといえる。信用売り残が買い残を上回る状態のため、このまま株価が強ければ買い戻しによる株高助長効果も見込めるとの見方が出ている。