CRI・ミドルウェアとソフトクリエイトHDの子会社、ecbeingは、WEB動画技術とECサイト構築パッケージの連携で提携

■国内ECサービス初の動画オプションサービス「ecbeing 動画自動再生機能」を実現

 CRI・ミドルウェア<3698>(東マ)ソフトクリエイトHD<3371>(東1)の子会社、ecbeingは、WEB動画技術とECサイト構築パッケージの連携で提携した。

 CRIのWEB動画ミドルウェア「LiveAct(R)PRO」と、ecbeing社が提供するECサイト構築パッケージ「ecbeing」を連携し、ECサイトで手軽に動画が活用できる国内ECサービス初の動画オプションサービス「ecbeing 動画自動再生機能」を実現した。

 「ecbeing 動画自動再生機能」は、ecbeingの950社を超える既存ユーザーおよび新規ユーザーを対象に、11月中旬から提供がスタートする。

 EC市場において、購買率をアップする施策として、商品紹介やサービス紹介に動画を取り入れる手法が国内外で拡がっている。米国の動画配信プラットフォーム提供企業Indovo社が2015年に行ったリサーチの結果では、商品紹介動画を視聴したユーザーの購買率は、動画を視聴しなかったユーザーと比較して1.68倍にアップするという報告がある。

 CRIのWEB動画ミドルウェアLiveAct(R)PRO は、高度な動画再生技術をWEBブラウザ向けに最適化した製品で、スマートフォン・PC にマルチプラットフォームで、軽くて扱いやすい動画再生を実現し、従来は実現できなかった動画演出を可能にする。このLiveAct(R)PROの技術により、「ecbeing 動画自動再生機能」では、単なる動画ではなく、商品のサムネイル画像に取って代わる革新的な商品の表示が可能となった。

 具体的には、1)動きで目を引く「動画のサムネイル」、2)閲覧者の操作で商品をさまざまな角度から見せられる「インタラクティブ動画」、3)商品説明と商品紹介動画を同時に見せられる「インライン動画再生」、4)Flash(R)のような動きのある演出が作れる「HTML+動画の演出」、5)動画内の商品を買い物かごに入れられる「動画内リンク」がある。

 このような高度なWEB動画を、従来の動画フォーマットに比べて極めて少ないデータ量(単純な映像で約1/100)で実現可能。また、従来スマートフォンで動画自動再生を行うためには専用アプリを開発する必要があったが、アプリにすることなく、スマホブラウザ上でさまざまな形式の動画の自動再生が実現可能。

 これにより、ecbeingの利用者はECサイトで手軽に動画を活用できる。また、ECサイトの新規立ち上げやリニューアルでも、ecbeing を導入するだけで、動画を活用したECサイトの構築が可能となる。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る