ワイヤレスゲートの2016年12月期第3四半期累計は主力のサービスが好調で2桁営業増益
- 2016/11/7 16:44
- 決算発表記事情報
■「ワイヤレスゲートWi-Fi+WiMAX」サービスを中心に計画通りに進捗
ワイヤレスゲート<9419>(東1)は7日、2016年12月期第3四半期累計連結決算を発表した。
売上高が前年同期比10.4%増の92億25百万円だった。主力の「ワイヤレスゲートWi-Fi+WiMAX」サービスを中心に計画通りに進捗した。利益面は増収による増益効果に加え、モバイルインターネットサービスの販売関連費用などの適正化に努め、営業利益は同26.9%増の9億86百万円、経常利益は同8.9%増の8億46百万円、四半期純利益は同5.9%増の5億25百万円だった。
ワイヤレス・ブロードバンド事業では、モバイルインターネットサービスの「ワイヤレスゲートWi-Fi+WiMAX」については、「WiMAX2+ギガ放題プラン」の獲得が堅調に推移している。「ワイヤレスゲートSIMカード」については、「Wireless Gate SIM FONプレミアムWi-Fi」プランを投入しており、モバイルインターネットサービスでの売上高は同12.5%増の84億91百万円となった。
ワイヤレス・プラットフォーム事業では、ワイヤレス・ブロードバンド事業の基盤プラットフォームを活用した電話リモートサービスの新規会員獲得に注力。収益源の更なる拡大を図り、認証プラットフォーム案件もあったことで、売上高は同43.2%増の1億23百万円となった。
12月通期の業績見通しは期初の発表を据え置き、売上高は前期比13.4%増の128億32百万円、営業利益は同17.4%増の12億50百万円、純利益は同3.5%減の6億60百万円を見込む。