清水建設は第2四半期好調で通期の利益・配当予想の増額も好感され急動意

清水建設 1803

■3月通期の純利益見通しは従来予想を29%増額して前期比42%増加

 清水建設<1803>(東1・売買単位100株)は8日の13時に2017年3月期の第2四半期決算(16年4~9月累計・連結)と3月通期の利益予想・配当予想の増額修正を発表し、株価は直前の922円(1円高)前後から一気に951円(30円高)まで上げた。

 第2四半期累計期間の売上高は前年同期比9%減少したが、営業利益は同31%増加し、純利益も同46%増加した。3月通期の見通しは、営業利益は従来予想を21%増額して1140億円の見込み(前期比では20%増加)とし、純利益は同29%増額して840億円の見込み(同42%増加)として1株利益は107円06銭とした。

 また、3月期末配当の予想をこれまでの11円から14円に増額し、前年同期実績比でも3円の増配とした。9月中間配当は前年同期と同額の5円を実施済み。

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