【株式市場】米大統領選の投票を控えて様子見ムード強く好業績株を買う

株式

◆日経平均の終値は1万7171円38銭(5円83銭安)、TOPIXは1363.49ポイント(0.69ポイント高)、出来高概算(東証1部)は16億5971万株

チャート5 8日後場の東京株式市場は、米大統領選の投票を現地8日に控えて様子見ムードが強まり、トヨタ自動車<7203>(東1)は取引終了後に四半期決算発表を予定することもあり一段ジリ高基調となったものの、日経平均は前日の水準を出没しながら小動きとなった。主な株価指数ではTOPIXが小高い一方、東証マザーズ指数や日経JASDAQ平均が軟調。

 昨日の四半期決算発表で業績予想を増額したブラザー工業<6448>(東1)日本コロムビア<6791>(東1)が年初来の高値を更新したまま強さを保ち、減益だった日産自動車<7201>(東1)も引き続き堅調。強制捜査の電通<4324>(東1)も小高い。サイネックス<2376>(東2)は第2四半期決算の大幅増益が好感されてストップ高。モブキャスト<3664>(東マ)は新作ゲームへの期待などが言われて出直りを継続。芝浦電子<6957>(JQS)は第2四半期の大幅増益が好感されて急伸。

 東証1部の出来高概算は16億5971万株(前引けは8億1193万株)、売買代金は1兆7766億円(同7876億円)。1部上場1987銘柄のうち、値上がり銘柄数は805(同725)銘柄、値下がり銘柄数は1055(同1079)銘柄。

 また、東証33業種別指数は17業種(前引けは15業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、海運、鉄鋼、非鉄、輸送用機器、保険、ゴム製品、卸売り、ガラス・土石、精密機器、銀行などとなった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
  2. ■長時間立ち仕事や長距離歩行の負担軽減、安全で快適な勤務環境を整備  日本航空(JAL)<9201…
  3. ■「ポケモンフォレスト」と「カヤツリタウン」2エリア構成、冒険とイベントを一体化  よみうりランド…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  2. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  3. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  4. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…
  5. ■師走相場は最終レースさながら、勝ち負け分ける「掉尾の一振」に熱視線  師走である。礼節一点張りの…
  6. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る