インテージHDの今期第2四半期連結は増収増益と堅調

■カスタムリサーチの既存調査、インターネット調査が好調に推移

 インテージHD<4326>(東1)の今期第2四半期連結は、増収増益と堅調であった。

 第2四半期連結の売上高は214億48百万円(前年同期比5.4%増)、営業利益13億73百万円(同4.1%増)、経常利益13億70百万円(同2.7%増)、純利益9億14百万円(29.8%増)であった。

 カスタムリサーチの既存調査、インターネット調査が好調に推移したことから、マーケティング支援(消費財・サービス)事業の業績は、売上高138億28百万円(同4.1%増)、営業利益5億42百万円(同18.0%増)となった。

 アスクレップの医薬品の製造販売後調査や、アンテリオにおけるカスタムリサーチの既存調査、プロモーション活動の評価サービスが好調であったことから、マーケティング支援(ヘルスケア)事業の業績は、売上高50億98百万円(同11.6%増)、営業利益7億15百万円(同1.2%増)であった。

 ビジネスインテリジェンス事業は、ヘルスケアに関する案件の受注が堅調に推移したものの、AIを活用した新規事業投資が増加したことにより、増収ながら減益となった。売上高は25億21百万円(同1.1%増)、営業利益1億15百万円(同24.2%減)。

 通期業績予想に対する進捗率は、売上高44.7%、営業利益32.7%、経常利益32.2%、純利益34.5%。
 前期の進捗率は、売上高44.7%、営業利益35.4%、経常利益34.7%、純利益39.3%であったので、ほぼ計画通りと思われる。

 17年3月期通期連結業績予想は、売上高が前期比5.5%増、営業利益が同8.2%増、経常利益は同7.7%増、純利益同13.9%増と最高益更新を見込んでいる。

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