久世は9日、第2四半期の業績予想の修正を発表

■売上高は下回るものの、利益面では大幅な上方修正

 久世<2708>(JQS)は9日、第2四半期の業績予想の修正を発表した。

 売上高については、前回予想を4億51百万円下回る303億49百万円(前回予想比1.5%減)、営業利益は1億01百万円上回る2億01百万円(同101.0%増)、経常利益は1億30百万円上回る2億50百万円(同108.3%増)、純利益は90百万円上回る1億71百万円(同111.1%増)と売上高は下回るものの、利益面では大幅な上方修正となる。

 売上高に関しては、大口取引先モンテローザとの取引を両社合意の上で16年1月末に終了(15年3月期売上高約97億円、16年3月期売上高約80億円)した影響で当初より減収見込みで、新規顧客の開拓に努めたが予想を下回る見込みとなった。

 しかし、利益面では売上総利益率の改善、物流効率の改善による物流費の削減が実現したことで、営業利益以下は大幅な増益となる見込み。

 なお、通期連結業績予想については、現在精査中であり、業績予想の修正が必要な場合は速やかに公表するとしている。

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