ソラストは高度なデータ分析を活用した人材採用システムを医療事務分野で初めて導入

■日本IBM及びゼクウと協力してシステムを構築

 ソラスト<6197>(東マ)は9日、日本アイ・ビー・エム(東京都中央区)、ゼクウ(東京都中央区)と協力し、医療事務分野では初となる高度なデータ分析を活用した人材採用システムを導入すると発表した。このシステムの導入によって適材適所のマッチングを促進し、短期離職率を改善するとともに人材の質を担保し、サービスの質の向上を目指す。

 同システムは、「採用管理システム」、「適性診断システム」、「分析システム」の3つを相互に連携したものである。

 「採用管理システム」は、ゼクウの『RPM』を採用。人材募集の広告出稿から応募受付、面接予約まで、全て自動化されたフローを活用することで、採用プロセスの効率化と迅速化をはかり、今後厳しさを増す人材市場での競争力を強化する。

 「適性診断システム」と「分析システム」は、日本IBMの『IBMKnexa (ケネクサ)職業的パーソナリティ調査』と『Behavior Based Customer  Insight(BBCI)』 を採用しており、応募者がWEB上で適性診断を受験することで、その人のパーソナリティが導き出される。それを、BBCIが構築したソラスト独自の人材モデルに照合し、応募者の業務適正をリアルタイムで予測し、即時に採用担当者へフィードバックする。これにより、採用担当者は客観的なデータに基づく採用判断が可能になり、適材の採用や短期離職の削減につながる。また、同システムでは、ソラストの応募者のデータを継続的に分析することにより、さらに予測の精度を向上させていくとしている。

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