トランプ次期大統領の政策を受け太平洋セメント、三菱マテリアルが高い
- 2016/11/11 09:23
- 株式投資ニュース
■積極財政による道路や橋などのインフラ整備を掲げる
太平洋セメント<5233>(東1・売買単位千株)は11日、大幅続伸の始まりとなり、取引開始後に7%高の338円(21円高)まで上げて戻り高値を更新した。米カリフォルニア州などにセメント工場を置くため、米トランプ次期大統領が道路や橋などのインフラ整備を挙げて積極財政政策を唱えてきたことが材料視されている。PERは8倍台のため割安との見方がある。
また、三菱マテリアル<5711>(東1・売買単位100株)も取引開始後に5%高の3380円(175円高)と続伸。やはり北米で展開し、昨9日は一時ストップ高の3385円まで上げて戻り高値に進んだ。PERは17倍前後。