細谷火工がストップ高など防衛関連株が一斉高

株式市場 銘柄

■今週後半の安倍首相・米トランプ次期大統領会談に向け思惑強まる

 細谷火工<4274>(JQS・売買単位千株)は14日の後場寄り後にストップ高の498円(80円高)まで一段高となり、11月10日につけた年初来の高値を更新。13時を過ぎてはストップ高買い気配となっている。自衛隊の照明弾や発炎筒などを製造するため、米トランプ次期大統領が選挙期間中に在日米軍の駐留経費などに言及し的たことを受けて、引き続き日本側の自主防衛の拡大などを意識する相場になっている。今週後半は安倍首相が訪米してトランプ氏と会談する予定のため、思惑相場が盛り上がる期待が出ている。

 防衛関連株は米大統領選の開票推移が伝えられた日本時間9日に軒並み動意を強めた。14日は先行高したあと一服商状だった石川製作所<6208>(東1)が急反発の7%高となるなど、豊和工業<6203>(東1)日本アビオニクス<6946>(東2)理経<8226>(東2)などが一斉に反発。大型株の三菱重工業<7011>(東1)などの後発組は続伸となっている。

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