【銘柄フラッシュ】スパンクリートなど急伸し円安進み2ケタ減益のシチズンHDも高い
- 2016/11/14 17:24
- 株式投資ニュース
14日は、1ドル107円台への円安進行などを受けて自動車株や鉄鋼株、海運株などが軒並み続伸となったほか、シチズンホールディングス<7762>(東1)は第2四半期の2ケタ減益にもかかわらず売上高の7割近くが海外とあって9.6%高。同じく9割を占める日精エー・エス・ビー機械<6284>(東1)は11.8%高。建機向け油圧フィルターのヤマシンフィルタ<6240>(東1)は12.7%高。ブリヂストン<5108>(東1)は4.8%高で戻り高値。
リンコーコーポレーション<9355>(東2)はロシア経済協力関連株としての物色人気が再燃し12.7%高。川上塗料<4616>(東1)もロシア経済協力関連とされて9.8%高となり大幅続伸。伏木海陸運送<9361>(東2)も5.1%高。
米トランプ次期大統領の在日米軍の経費増額発言などを材料に再び防衛関連株の値動きが活発化し、石川製作所<6208>(東1)は7.6%高となり大幅続伸。豊和工業<6203>(東1)も5.1%高、大型株の三菱重工業<7011>(東1)は1.9%高程度だが3日続伸。今週後半の安倍首相・米トランプ次期大統領会談に向け思惑強まるとの見方。細谷火工<4274>(JQS)はストップ高の19.1%高。
スパンクリートコーポレーション<5277>(JQS)は前週末発表の四半期決算が好感されてストップ高の27.2%高。ピクセルカンパニーズ<2743>(JQS)も前週末発表の四半期決算が好感されて19.7%高の急伸。
リンクバル<6046>(東マ)も前週末発表の四半期決算が好感されてストップ高の23.4%高。イグニス<3689>(東マ)も前週末発表の四半期決算が好感されてストップ高の14.6%高。マルマエ<6264>(東マ)は業績拡大傾向など再評価の動きとされて10.9%高となり2008年以来の高値に進んだ。