【株式市場】NYダウの連日高値など好感し銀行・保険株も強く日経平均は大幅反発

株式

◆日経平均の前引けは1万7882円08銭(213円93銭高)、TOPIXは1419.88ポイント(16.90ポイント高)、出来高概算(東証1部)は13億8768万株

 16日(水)前場の東京株式市場は、NYダウの7日続伸(4日続けて史上最高値を更新)などが好感され、自動車株や電機・精密機器などが軒並み上げたほか、日米の長期金利上昇を受けて第一生命保険ホールディングス<8750>(東1)や銀行株が資金運用環境の好転などへの期待から強い相場となった。日経平均は164円高の1万7800円台で始まった後も強く、前引けにかけて213円93銭高(1万7882円08銭)まで上げ、大幅反発基調となった。主な株価指数はそろって高い。

 任天堂<7974>(東1)が新アクションゲーム「スーパーマリオラン」配信開始屋円安進行などを手掛かり材料に東証1部の値上がり幅1位となり、住江織物<3501>(東1)は四半期報告書の提出完了を発表し米子会社で発生した不適切会計の影響一巡とされて急伸。フライトホールディングス<3753>(東2)は2件の技術特許など好感し連日急伸。モルフォ<3653>(東マ)は業績見通しの減額修正が小幅だったとされて急伸。京写<6837>(JQS)は円安効果などが注目されて急伸。

 東証1部の出来高概算は13億8768万株、売買代金は1兆3621億円。1部上場1985銘柄のうち、値上がり銘柄数は1413銘柄、値下がり銘柄数は441銘柄となっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る