【銘柄フラッシュ】トランザクションなど急伸し大手銀行株が軒並み続伸
- 2016/11/16 17:20
- 株式投資ニュース
16日は、大手銀行株が軒並み大幅続伸となり、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)は何と6.2%高。三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)は5.3%高。日米の長期金利上昇を受けて資金運用環境の好転への期待が強まったほか、株価の回復も好感。第一生命保険ホールディングス<8750>(東1)も5.1%高。
東証1部の値上がり率1位はトランザクション<7818>(東1)となり、新株発行増資の発行価格が15日に決定し実質ファイナンス明けとなったほか電子タバコ拡大を受けた関連グッズも注目との見方でストップ高の22.8%高。2位は、機械商社の東京産業<8070>(東1)となり、安倍・トランプ会談を17日に控えて米国のインフラ整備に関連する銘柄との見方などから17.2%高。3位は外国株のYTL<1773>(東1)となり株価2ケタの15.9%高。4位は住江織物<3501>(東1)は四半期報告書の提出完了を発表し米子会社で発生した不適切会計の影響一巡とされて13.5%高。
ヤーマン<6630>(東1)は業績予想の増額が連日好感されて連続大幅高の12.4%高。リンクアンドモチベーション<2170>(東1)は四半期業績の大幅増益を好感する動きが再燃とされて急反発の9.2%高となり高値を更新。川田テクノロジーズ<3443>(東1)はトランプ氏の政策によって米国の国内産業が活性化すれば恩恵とされて8.2%高。神戸発動機<6016>(東2)は10日の四半期決算発表が好感された急伸相場の第2幕とされ30.3%高。マーキュリアインベストメント<7190>(東2)は11日の四半期決算発表が好感されて20.8%高となり上場来の高値。フライトホールディングス<3753>(東2)は2件の技術特許など好感し14.4%高の連日急伸。セキド<9878>(東2)はネットオークション企業との提携が好感されて昨日のストップ高に続き13.8%高の連日急伸。
Jストリーム<4808>(東マ)はネット動画にテレビ業界の進出が本格化とされてストップ高の18.3%高。チェンジ<3962>(東マ)は四半期大幅増益に加え「音声ビッグデータ解析サービス」発表が好感されてストップ高の17.9%高。アクトコール<6064>(東マ)は株式分割が好感されて13.2%高の上場来高値。モルフォ<3653>(東マ)は業績見通しの減額修正が小幅だったとされて10.0%高。
トレイダーズホールディングス<8704>(JQS)は円相場の値動き拡大や日経平均の戻り高値更新などが言われて17.9%高の急反発。ピクセルカンパニーズ<2743>(JQS)はカジノ法案関連株としての材料性に好決算が加わり連日急伸の15.0%高。ヒロセ通商<7185>(JQS)は為替相場の変動幅拡大などが材料視されて11.5%高の高値更新となった。