日本ケミコンはこのところの円安など好感し遂に年初来の高値
- 2016/11/17 15:00
- 株式投資ニュース
■売上高の8割近くを海外が占め円安効果への期待強い
日本ケミコン<6997>(東1・売買単位1000株)は17日の後場、9%高の224円(18円高)前後で推移し、今年1月につけた年初来の高値218円を遂に更新して出来高も増勢となっている。米大統領選でトランプ氏が当選し円安が再燃してから動意を強めており、売上高の8割近くを海外が占めるため円安効果への期待は強いようだ。
第2四半期決算は11月2日に発表済みで、4~9月の営業利益は前年同期比81%減益だったが株価への反応は限定的だった。2015年後半から16年前半の長期調整では約300円幅の下げとなったため、回復に転じれば半値戻し水準の300円前後が見込めるとの見方もある。