任天堂は円安に「ポケモン」新作への期待加わり出直り強める
- 2016/11/18 10:36
- 株式投資ニュース
■「ポケットモンスター サン・ムーン」初回出荷本数が世界で1000万本突破と伝わる
任天堂<7974>(東1・売買単位100株)は18日、続伸の始まりとなり、10時過ぎには2万6350円(300円高)前後で推移。1ドル110円台に入る円安進行に加え、ニンテンドー3DS向けの新作ゲーム「ポケットモンスター サン・ムーン」の初回出荷本数が世界で1000万本を突破と関連会社ポケモン(東京都港区)が17日に発表したと伝えられ、クリスマス商戦に向けた期待が強まっている。
同社は今期の想定為替レートを上期は1ドル110円としてきたが、下期は同100円に修正した。為替相場は米大統領選でトランプ氏が当選してから急速に円安が進み、当選前の同105円前後から18日には同110円台に入った。為替がこの水準で推移するかどうかは不確定だが、通期業績の上ぶれを期待する動きが出てきた。