グリーンペプタイドは再生医療によるがん免疫療法への期待強く連日急伸

株式市場 銘柄

■日経平均一服するような局面では材料株妙味を強めるとの見方も

 グリーンペプタイド<4594>(東マ・売買単位100株)は22日の後場も値上がり率10%台を保ち、13時現在は10.8%高の731円(71円高)前後で推移。21日付で、iPS技術を利用した再生医療のがん免疫療法分野への世界初の応用を目指している株式会社アドバンスト・イミュノセラピー(代表取締役:三輪玄二郎氏、本社:東京都港区、以下「AIT社」)の子会社化を発表。21日のストップ高に続いて大幅続伸となっている。

 発表によると、AIT社は、東京大学医科学研究所・中内啓光教授兼スタンフォード大学教授等による発明の国内およびアジアにおける事業化を目指して設立され、iPS技術を用いてT細胞を再生させる(若返らせる)ことにより、がん免疫療法においてこれまで課題とされてきたがん細胞を攻撃するT細胞の疲弊を防ぐ技術を保有するとともに、同じくiPS細胞療法で課題とされてきた様々な過程で起こりうる副作用を回避する独自の技術も保有しているという。

 このところの急激な円安が一服して日経平均一服するような局面では、材料株妙味を集めやすい銘柄として注目する様子がある。

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