【銘柄フラッシュ】TOB関連株が活況高となりカジノ関連株も高い
- 2016/11/24 17:07
- 株式投資ニュース
24日は、カルソニックカンセイ<7248>(東1)が米投資ファンドによるTOBを材料に朝方から買い気配のままストップ高を続け、大引けで比例配分となり20.7%高。ミサワホーム<1722>(東1)はトヨタホームによる子会社化を材料に急伸し、一時ストップ高の16.0%高まで上げて大引けも16.6%高。ハピネット<7552>(東1)は投資ファンドのエフィッシモ・キャピタル・マネジメントによる保有が判明と伝わり9.6%高。
新日鐵住金<5401>(東1)は6.2%高、JFEホールディングス<5411>(東1)は6.1%高、神戸製鋼所<5406>(東1)は9.9%高となり、野村證券とSMBC日興証券が各々新日鐵住金とJFEホールディングスの目標株価を引き上げたと伝わり、鉄鋼株に出遅れ感が言われて全面高。日本冶金工業<5480>(東1)は10.6%高。
東京テアトル<9633>(東1)は映画「この世界の片隅に」の大ヒットなどが好感されて15.9%高の急伸。日本アジアグループ<3751>(東1)は3次元空測データの建設・毛細・土木事業への活用などに期待が強まり21.1%高の急伸。
カジノ解禁を含む統合型リゾート推進法案について、自民党の下村幹事長代行が22日に来週あたりの審議入りの見通しを示したとされたほか、24日は民進党でも党内に議員連盟を創設と伝えられ、カジノ関連株の日本金銭機械<6418>(東1)は6.2%高、くろがね工作所<7997>(東2)は6.9%高、テックファームホールディングス<3625>(JQG)は11.3%高。Nuts(ナッツ)<7612>(JQS)は今期黒字化の見通しも言われて24.7%高の急伸。
アドバンスト・メディア<3773>(東マ)はLINE<3938>(東1)との連携拡大の期待などが言われてストップ高の20.9%高。コラボス<3908>(東マ)は11月末の株式分割に加えLINEとの連携が好感されてストップ高の18.6%高。ネオジャパン<3921>(東マ)はクラウドサービスなどで公共向けの実績が多く配偶者控除の引き上げなどが材料視されて16.2%高。
T&Cメディカルサイエンス<3832>(JQG)はTOBの活発化が追い風とされて株価2ケタの低位株妙気を発揮しストップ高の45.5%高。京写<6837>(JQS)は好業績などが評価し直される様子で戻り高値の4.3%高となった。