三井金属は次世代リチウムイオン電池向け新素材など注目され年初来の高値

株式市場 銘柄

■円安も追い風になり信用売り残が高水準のため注目する様子も

 三井金属<5706>(東1・売買単位千株)は25日、3日続伸の始まりとなり、取引開始後に269円(12円高)をつけて年初来の高値を3日受けて更新した。円安が精錬マージンに寄与する上、24日付で「次世代リチウムイオン電池向け高性能固体電解質を開発」と発表。好感されている。信用売り残が高水準のまま高値を取ってきたため、買い戻しを巻き込む相場に発展するとの見方が出ている。

 発表によると、この成果は、安全性の高い二次電池として注目される全固体電池の実用化につながるという。「高エネルギー密度を達成するとともに急速充放電も可能であることを試作した全固体電池で実証しし、今後、電池メーカーや自動車メーカーなどとの協業により、2020年以降の実用化を目指すとした。

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