【銘柄フラッシュ】安永が急伸しインターライフHDなどカジノ関連株は再び活況高

株式市場 銘柄

 28日は、自民党の竹下国対委員長が言及と伝えら27日にカジノ解禁を含む「統合型リゾート施設整備推進法案」(カジノ法案、IR法案)の審議入り接近に言及したと伝えられ、カジノ関連株人気が再燃し、オーイズミ<6428>(東1)が11.5%高、日本金銭機械<6418>(東1)は4.7%高。テックファームホールディングス<3625>(JQS)は7.1%高。インターライフホールディングス<1418>(JQS)は内装工事でカジノ施設関連株とされてストップ高の25.2%高。ただ、先行高が目立つ点で、いざ審議入りとなれば目先的に出尽し感が広がるとの見方も。

 安永<7271>(東1)はリチウムイオン電池の高性能正極などが材料視されて4日連続ストップ高の34.2%高。日本アジア投資<8518>(東1)は人気アニメ映画の中国での興行権などが材料視されて3日連続ストップ高の19.8%高。東京都競馬<9672>(東1)は駐車場の一部を保育園の用地として提供することが好感されて5.0%高。メンバーズ<2130>(東2)は第2四半期の3~4割増益に加えて米ベンチャー投資企業との提携などが好感されて10.1%高。ニッコウトラベル<9373>(東2)はプーチン大統領の来日で期待材料が出るのではとの見方があり8.9%高。

 ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ<6090>(東マ)はうつ病診断薬などが材料視されて2日連続ストップ高の20.6%高。ソケッツ<3634>(東マ)は通期での黒字幅拡大期待などが言われてストップ高の19.5%高。イグニス<3689>(東マ)はVR(バーチャルリアリティ:仮想現実)領域への進出を目的として子会社を設立したことなどに期待が衰えず騰勢第2波入りとされてストップ高の15.9%高。

 フジプレアム<4237>(JQS)は着色や色素による発色ではなく折率の異なる違うフィルムを複雑に重ねることで発色する「構造色」の開発に関連するのでは?との見方がありストップ高の35.9%高。ウチダエスコ<4699>(JQS)は第1四半期決算の大幅増益が好感されてストップ高の19.5%高。川崎地質<4673>(JQS)は老朽化した道路の探査などが材料視されてストップ高の16.7%高となった。

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