プラネットが日中間の越境流通プラットホーム事業など好感しストップ高

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■中国最大の港湾会社グループやヤマトホールディングスと合弁会社

 消費材の流通業務効率化システムなどのプラネット<2391>(JQS・売買単位100株)は29日の後場一段高となり、13時過ぎにストップ高の2226円(400円高)まで上げて2日ぶりに上場来の高値を更新した。第1四半期決算(8~10月)が大幅増益だった上、29日の昼頃にヤマトホールディングス<9064>(東1)や中国企業と共同で両国間を中心とする越境流通プラットホーム事業会社の設立を発表し、期待が広がった。

 発表によると、中国最大の港湾運営の国営企業である上海国際港務(集団)有限公司(上海市、以下:SIPG)傘下の上港集団物流有限公司(上海市、以下:SIPGL)と、ソフトウェア開発やシステム設計事業等を行う株式会社シノジャパン(東京都港区、以下:SNJP)、およびヤマトホールディングスと共同で、日用品・化粧品・衛生用品等の日本のメーカー、卸売業と中国の小売事業者・ECモール出店事業者を結びつけ、貿易・物流・情報・決済・販路拡大までを一貫して提供する越境流通プラットフォーム事業を行う会社の設立に合意した。

 このところは、TOPIX(東証株価指数)が28日まで12日連続高となるなど、主力株の連騰によって資金担保力に厚みが出てきたため、材料株物色が強まるとの見方がある。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る