【注目銘柄】フェイスは戻り歩調で年初来高値目指す、17年3月期利益予想に3回目の増額余地

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 音楽・映像関連のフェイス<4295>(東1)に注目したい。17年3月期は2回目の利益増額修正で営業増益予想となった。第2四半期累計の進捗率が高水準であり、利益は3回目の増額余地がありそうだ。株価は戻り歩調で年初来高値を目指す展開だろう。

 17年3月期通期の連結業績予想(11月7日に利益を2回目の増額修正)は、売上高が前期比0.8%減の200億円、営業利益が同2.3%増の15億70百万円、経常利益が同3.9%減の14億70百万円、純利益が同7.1%減の6億円としている。コロムビア事業においてアニメ関連の大型映像作品やゲームソフトの市販・配信売上が好調に推移し、音源使用に係る売上も堅調に推移する。

 通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が51.7%、営業利益が71.9%、経常利益が73.7%、純利益が72.3%と高水準である。通期利益予想に3回目の増額余地がありそうだ。

 株価は8月の年初来安値圏1000円台から切り返して戻り歩調の展開だ。11月24日には1242円まで上伸した。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドの形である。2月の年初来高値1382円を目指す展開だろう。

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