ラクーンの株価は、昨日発表された第2四半期最終利益が減益だったことから下げる

■事業は順調に推移していることから、通期連結業績予想は増収増益の見込み

 ラクーン<3031>(東1)の株価は、昨日発表された第2四半期最終利益が減益だったことから下げている。しかし、事業は順調に推移していることから、通期連結業績予想は、増収増益の見込み。

 第2四半期連結業績は、売上高11億45百万円(前年同期比6.3%増)、営業利益1億99百万円(同8.9%増)、経常利益1億95百万円(同7.6%増)、純利益1億04百万円(同11.0%減)であった。

 最終利益が減益となった要因としては、EC事業のソフトウエアの減損処理に伴う減損損失32百万円と事務所移転費用05百万円を特別損失に計上したことが挙げられる。

 セグメント別の業績は、EC事業は、売上高7億85百万円(同1.6%増)と増収になったものの、セグメント利益は、SD exportの集客を加速するための広告費増加等もあり、1億01百万円(同10.5%減)となった。

 Paid事業は、売上高1億97百万円(同20.3%増)、セグメント利益は07百万円(同441.5%増)と順調であった。

 保証事業は、売上高3億55百万円(同11.4%増)、セグメント利益91百万円(同81.8%増)と2ケタ増収大幅増益。

 主力のEC事業が広告費の増加により減益となっているものの、Paid事業、保証事業は大幅増益と順調に推移している。

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