アルコニックスは原油・資源高の期待強まり戻り高値を更新

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■為替も円安傾向を強め今年前半とは外部環境が様変わりに

 アルコニックス<3036>(東1・売買単位100株)は1日、戻り高値を更新し、11時にかけては1647円(53円高)をつけて本日の現在高となった。非鉄金属や希少金属、電子材料などの専門商社。OPEC(石油輸出国機構)での原油減産合意を受けて原油市況が急伸し、これまでの例からは非鉄金属などの資源価格も回復に転じることが多いため、業績への寄与などに期待が広がっている。

 第2四半期決算(4~9月)は銅などの非鉄市況の低下や円高の影響により期初予想を下回ったが、このところは為替も円安傾向を強めてきたため、外部環境は様変わりになった。株価は年初来の高値1670円(3月)に迫っており、この頃よりも環境が好転してきたため高値を更新しても不自然ではないとの見方が出ている。

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