【銘柄フラッシュ】マルマンが急伸しOPEC減産を受け石油資源開発など一斉高
- 2016/12/1 20:21
- 株式投資ニュース
12月1日は、OPEC(石油輸出国機構)総会で約8年ぶりの原油減産を合意したと伝えられ、石油資源開発<1662>(東1)が12.2%高、国際石油開発帝石<1605>(東1)は10.0%高、出光興産<5019>(東1)は6.8%高などと石油株が全面高。また、国際資源価格全体に好影響との見方から三井金属<5706>(東1)が2015年10月以来の高値に進み、アルコニックス<3036>(東1)は戻り高値に進んだ。
安永<7271>(東1)は引き続き22日付で発表したリチウムイオン電池製造に関する新技術開発が材料視されてストップ高の23.8%高となり同日から7日連続高。ミマキエンジニアリング<6638>(東1)は1日付でホームページのIR情報コーナーに決算説明会の資料を掲載して注目され6.8%高の戻り高値。エスティック<6161>(東2)は12月20日現在の株主の保有株1株を2株に分割すると30日に発表し10.6%高。マーキュリアインベストメント<7190>(東2)は好決算を評価する動きが再燃とされて7.1%高の急反発。信用取引規制を受けて4日続落だったが、それまでの急伸の3分の1前後まで下げたため目先的な調整は一巡との見方。
Jストリーム<4308>(東マ)は信用取引規制の解除などが好感されて一気に高値を更新し17.2%高。オンコリスバイオファーマ<4588>(東マ)は「テロメライシン」(R)の中国、香港、マカオへの拡大が好感されて大引けまでストップ高の15.9%高。
アトラエ<6194>(東マ)は30日付で提示株主総会の召集通知をホームページにアップし、事業報告の中に新規登録求人企業が47.2%増加などとある点を見直す動きがあるようで9.0%高。そーせいグループ<4565>(東マ)はスイス企業の買収が好感されて3.5%高。
マルマン<7834>(JQS)は子会社の株式譲渡益への期待などが言われてストップ高の34.2%高。燦キャピタルマネージメント<2134>(JQS)は民泊関連株の人気再燃とされ、寺社に泊まる「宿坊」を展開する和空プロジェクト社(大阪市)に不動産流動化などで協業とされて13.0%高。日本ユピカ<7891>(JQS)は季刊会社データ誌に「単価苦戦」とあるため原油急伸が続けばこの苦境を脱出との期待が言われ8.8%高となった。