【銘柄フラッシュ】オンコリスバイオFが急伸しリンコーコーポなど対ロ関連株も動意再燃
- 2016/12/2 17:01
- 株式投資ニュース
2日は、オーイズミ<6428>(東1)が前場16%高、イチケン<1847>(東1)も同8.6%高など、カジノ関連株が国会でのIR(統合型リゾート)法案の審議の動向をにらみながら活況高。後場は、イトーヨーギョー<5287>(東2)が波打ちながら上値を追って16.5%高など、小池都知事が電線地中化を条例に制定する意向と伝わり、関連銘柄を探す連想が拡大。
安永<7271>(東1)は引き続きリチウムイオン電池の高性能正極などが材料視されて一昨日に続きストップ高の19.2%高となり8日続伸。日本アジア投資<8518>(東1)は出資先が人気アニメ映画「君の名は。」の中国での興行権を保有し2日から上映開始とされて期待が再燃し16.9%高の急反発。神栄<3004>(東1)はメキシコで自動車部品関連事業を展開し米トランプ次期大統領の政策と「ペソ」安が気にされる半面、一説では、日系メーカー相手のため売り上げは「円」でもらい人件費などは「ペソ」で支払うから有利との見方があり18.1%高。クラリオン<6796>(東1)はクレディ・スイス証券が目標株価を320円から450円に引き上げたと伝えられ13.9%高。
リンコーコーポレーション<9355>(東2)は11.5%高、ツインバード工業<6897>(東2)、兵機海運<9362>(東2)は4.8%高など、対ロ経済協力関連株の人気も再燃。
オンコリスバイオファーマ<4588>(東マ)は「テロメライシン」(R)の中華圏への拡大などが好感されて連日ストップ高の27.5%高。ソケッツ<3634>(JQS)はAI(人工知能)活用への期待などが言われてストップ高の15.8%高。ワットマン<9927>(JQS)は毎月10日頃に発表する月次動向に期待があるとされて次第高の27.1%高。カーディナル<7855>(JQS)は参議院でクレジットカード加盟店にICカードを義務化する法案が可決と伝わり、14時に近くなってから急伸し8.0%高となった。