東芝は円安効果への期待など強まり2日ぶりに年初来の高値
- 2016/12/5 10:30
- 株式投資ニュース
■5日は米WEC社に提起された差し止め請求の棄却を発表
東芝<6502>(東1・売買単位千株)は5日、取引開始後に435.3円(7.8円高)まで上げ、小幅だが2日ぶりに年初来の高値を更新する始まりとなった。トランプ氏の当選を契機に始まった急激な円安傾向が業績を押し上げる期待があり、5日朝、グループの米ウエスチングハウス社(WEC)に関して提起された差し止め請求の棄却を発表したことも好感されている。
11月下旬には、東証のトップが同社株に対する特設注意銘柄指定の解除について年内に結論づける意向を示したと伝えられており、年末に向けてこの面からも材料視されるとの期待が出ている。