【株式市場】NYダウ連日高値など好感され日経平均は一時139円高となり新規上場銘柄は36%高で初値

株式

◆日経平均の前引けは1万8433円79銭(73円25銭高)、TOPIXは1483.60ポイント(6.40ポイント高)、出来高概算(東証1部)は11億7588万株

チャート1 7日(水)前場の東京株式市場は、NYダウの連日最高値などが好感されて自動車株などが上げ、日米の株高傾向などを材料に三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)などの大手銀行株も戻り高値を更新。日経平均は10時過ぎに139円15銭高(1万8499円69銭)まで上げた。前引けは円相場の動向などが注視されて73円25銭高(1万8433円79銭)。主な株価指数では東証マザーズ指数が小安い。

 電力株が昨日に続いて相互提携などへの期待などで強く、東京電力<9501>(東1)は3.7%高。再建中のシャープ<6753>(東2)は10.1%高。ソフトバンクグループ<9984>(東1)は孫正義社長がトランプ次期米大統領と会談したと伝えられ活況高。ITセキュリティのアークン<3927>(東マ)チェンジ<3962>(東マ)は来年度予算でのサイバー防衛費などが言われて高い。

 本日上場のイントラスト<7191>(東マ・売買単位100株)は家賃保証や介護費用保証、医療費用保証の各事業などを展開し、10時5分に公開価格630円を36%上回る854円で初値がついた。高値は910円、前引けは802円。

 東証1部の出来高概算は11億7588万株、売買代金は1兆2606億円。1部上場1991銘柄のうち、値上がり銘柄数は1265銘柄、値下がり銘柄数は605銘柄となった。

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