【銘柄フラッシュ】アークやアークンが急伸し本日上場のイントラストは好発進

銘柄

 7日は、東証1部の値上がり率1位がアーク<7873>(東1)となり、売上高の7割が海外のためこのところの急激な円安の効果に期待との見方があり26.1%高。2位はクボテック<7709>(東1)となり、古河電気工業<5801>(東1)ほかと共同開発の超電導フライホイール蓄電システムなどが言われて2日連続ストップ高の19.1%高。3位はソフトバンク・テクノロジー<4726>(東1)となり、ソフトバンクグループ<9984>(東1)の孫正義社長がトランプ次期米大統領と会談したことなどが材料視されてストップ高の18.9%高。

 本日上場のイントラスト<7191>(東マ・売買単位100株)は家賃保証や介護費用保証、医療費用保証の各事業などを展開し、10時5分に公開価格630円を36%上回る854円で初値がついた。高値は前場の910円、大引けは753円。

 新日本無線<6911>(東1)はスマートフォン向けSAWフィルターや円安効果への期待などが言われて大幅続伸の14.8%高。酒井重工業<6358>(東1)は引き続き北米向け道路機械がトランプ氏の大規模財政出動の追い風を受けるとされて6.9%高となり連日高値。

 電力株が連日活況高となり、東京電力ホールディングス<9501>(東1)は原発事業の分離による再建観測などが好感されて何と6.8%高。関西電力<9503>(東1)は協業や連携による効率化期待などが言われて2.8%高だが戻り高値を連日更新。

 シャープ<6753>(東2)は再建進展への期待などから9.1%高。プロスペクト<3528>(東2)は増配などが好感されて株価2ケタの低位株妙味が刺激されたとされてストップ高の73.2%高。

 アークン<3927>(東マ)は来年度予算でのサイバー防衛費拡充などが言われてストップ高の16.2%高。キャリア<6198>(東マ)は政府の働き方改革に乗る銘柄とされて11.8%高となり戻り高値。

 日本サード・パーティ<2488>(JQS)はディープラーニング・スーパーコンピュータの保守管理受託などの期待材料が再燃とされて急反発となり17.9%高。ナガオカ<6239>(JQS)はこのところの原油市況回復と円安の両面で期待が大とされてストップ高の16.1%高となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る