巴工業の16年10月期通期連結業績は、微減収ながら営業利益は大幅増益

決算 決算速報 決算情報

■化学工業製品で高収益性の販売が伸長したことに加え、機械製造販売事業を中心に販管費が減少

 巴工業<6309>(東1)の16年10月期通期連結業績は、微減収ながら営業利益は大幅増益となった。

 売上高は391億80百万円(前年度比0.4%減)、営業利益19億70百万円(同42.0%増)、経常利益17億80百万円(同4.5%増)、純利益9億68百万円(同5.8%減)であった。

 売上高は、機械製造販売事業の販売が増加したものの、化学工業製品販売事業の販売が減少したため、微減となった。

 営業利益については、化学工業製品販売事業で高収益性の販売が伸長したことと機械製造販売事業を中心に販管費が減少したことで、大幅増益となった。
 経常利益については、為替差損が発生したことで、増益幅が縮小し、1ケタの伸びに留まった。
 最終利益については、連結子会社固定資産の減損処理を特別損失に計上したことから減益となった。

■2事業共に大幅増益を達成

 セグメント別の業績は、機械製造販売事業では、国内官需向け販売が全般的に好調だった他、国内民需向け機械、装置・工事、さらに海外向け装置・工事と部品・修理の販売が増加した。その結果、売上高は101億78百万円(同7.9%増)となった。
 利益面については、一部在庫の減価処理を行ったが、販管費が減少したため、営業利益は4億03百万円(同45.5%増)と大幅増益となった。

 化学工業製品販売事業では、電子材料分野のワイヤ・ボンディング装置と半導体製造用途向け搬送用トレイの販売、国内合成樹脂分野および香港拠点による樹脂・製品販売が減少したことから、売上高は290億02百万円(同3.1%減)となった。
 利益面は、工業材料分野における収益性の良い商材の伸びと機能材料分野の増収効果を主因に、15億66百万円(同41.1%増)と大幅増益。

 今期17年10月期通期連結業績予想は、売上高417億円(前期比6.4%増)、営業利益17億90百万円(同9.1%減)、経常利益17億80百万円(同0.0%減)、純利益11億80百万円(同21.8%増)を見込む。

 売上高については、機械製造事業、化学工業製品販売事業ともに増収を予想している。
 利益面においては、機械製造事業は販管費の増加により、微増に留まるが、化学工業製品事業は国内に係る販管費の増加を吸収できず2ケタの減益を見込むとしている。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

最新記事

カテゴリー別記事情報

     

    ピックアップ記事

    1. ■NTTやKDDI等が高値更新  4月14日の東京株式市場では、情報・通信業は3営業日続伸し…
    2.  リズム<7769>(東証プライム)は4月13日、リズム史上最大の音量を実現した大音量電波デジタル…
    3. ■発行済み株式の過半数を取得  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)は4月5日、米国大手ス…
    2022年7月
    « 6月    
     123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    25262728293031
    IRインタビュー 一覧

    テンポイノベーション・原康雄社長 アルコニックスの竹井正人社長 JPホールディングス・古川浩一郎社長に聞く Eストアーの石村賢一社長に聞く アイビーシーの加藤裕之社長に聞く ピクスタの古俣大介社長に聞く メディカル・データ・ビジョンの岩崎博之社長に聞く ヨコレイの西山敏彦社長に展望を聞く 平山の平山善一社長に近況と展望を聞く アンジェス MGの山田 英社長に聞く CRI・ミドルウェアの押見正雄社長に聞く 京写の児嶋一登社長に聞く

    アーカイブ

    「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
    また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
    ページ上部へ戻る