CRI・ミドルウェアは高度VRソリューションでの提携が好感され続伸

株式市場 銘柄

■ゲームだけでなく不動産や旅行、医療、教育などでもVRを活用

 ゲーム開発用ソフトなどのCRI・ミドルウェア<3698>(東マ・売買単位100株)は8日、続伸となり、10時を過ぎては6%高の3075円(164円高)をつけて出来高も増加している。同日付で、VR(バーチャルリアリティ:仮想現実)動画コンテンツ制作ソリューションなどを展開するUEIソリューションズ(東京都文京区)との提携を発表し、期待が集まった。

 発表を斜め読みすると、実写動画を扱ったVRコンテンツのニーズは、ゲームやアミューズメントだけでなく、不動産や旅行、医療、教育など、非エンターテインメントの領域でもVRの活用が期待されている。このためには、高画質なVR動画データの撮影や編集、スムーズな再生など、高い技術力や制作のノウハウが求められ、両社は、それぞれの技術とソリューションを組み合わせた実写VR動画のソリューションパッケージ「VRider plus Powered by CRIWARE」を実現した。

 CRI・ミドルウェアの業績は拡大が続き、2017年9月期の見通しは売上高が前期比29%の増加、営業利益も20%の増加とし、続けて最高益を更新する見込みだ。

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