インフォコム 第2四半期(7月~9月)に続き第3四半期(10月~12月)も過去最高の収益、第1四半期の不振から立ち直る

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■通期連結業績予想は当初予想通りの最高益更新を見込む

インフォコム<4348>(JQS)の今期第3四半期連結累計業績は、増収ながらも2ケタの減益であるが、第1四半期の消費増税の影響による業績不振の影響から立ち直り、第2四半期(7月~9月)に続き第3四半期(10月~12月)も過去最高の収益であった。

今期15年3月期第3四半期連結累計業績は、売上高281億08百万円(前年同期比5.0%増)、営業利益9億89百万円(同21.2%減)、経常利益10億28百万円(同18.4%減)、純利益3億76百万円(同35.9%減)と増収減益。

セグメント別の売上高、営業利益は、ITサービス169億23百万円(同0.1%減)、営業利益2億58百万円(同61.1%減)、ネットビジネス111億85百万円(同13.8%増)、7億30百万円(同24.8%増)であった。

通期業績予想に対する進捗率は、売上高65.4%、営業利益24.7%、経常利益25.7%、純利益16.3%と低い進捗率であるが、同社の場合企業や病院等向けの製品・サービスの納期が年度末の3月に集中する傾向があるため、計画通りといえる。

通期連結業績予想は、当初予想通りの売上高430億円(前期比9.9%増)、営業利益40億円(同8.8%増)、経常利益40億円(同8.5%増)、純利益23億円(同12.6%増)と増収増益で過去最高益更新を見込む。

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