【銘柄フラッシュ】アカツキなど急伸しこのところ上げ相場に乗り切れてこなかったキッコーマンなどが活況高
- 2016/12/12 17:17
- 株式投資ニュース
12日は、JXホールディングス<5020>(東1)が朝方に年初来の高値を更新したあと次第にダレ模様になり、後場は軟調になって大引けは0.5%安。大手銀行株も前引けには総じて軟化して三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)は1.0%安など、トランプ氏の次期大統領決定後に上げてきた銘柄群の一角が調整含みになった。半面、このところ上げ相場に乗り切れてこなかった食品株の上げが目立ち、キッコーマン<2801>(東1)は7.1%高。キユーピー<2809>(東1)は3.3%高。テルモ<4543>(東1)は中期計画の発表があり4.7%高。
カナモト<9678>(東1)は札幌市など北海道でのドカ雪が思惑視されて11.2%高。日建工学<9767>(東2)は「環境活性コンクリート」が11日のTV番組で紹介されたとされて25.6%高の急伸。川上塗料<4616>(東2)は対ロ経済協力銘柄として一段強張り14.3%高。インタートレード<3747>(東2)は化粧品やサプリをロシアで展開とされて5.8%高。アーバンライフ<8851>(東2)は「民泊」関連株とされて8.1%高。
アカツキ<3932>(東マ)は東海東京調査センターが投資判断を開始して注目しはじめたとされてストップ高の22.7%高。AppBank(アップバンク)<6177>(東マ)はゲーム情報を提供する「YouTube(ユーチューブ)」の「マックスむらいチャンネル」の動画の累計再生回数が15億回を突破との発表などが好感されて13.9%高。リファインバース<6531>(東マ)は廃カーペットなどから高効率の燃料を回収し原油価格高は追い風とされて13.1%高。アイリッジ<3917>(東マ)は好業績などが好感されて7.8%高。
日本一ソフトウェア<3851>(JQS)はソニー<6758>(東1)グループとのスマートフォン向け新ゲームアプリ制作などが好感されて3日連続ストップ高の15.9%高。日進工具<6157>(JQS)は12月末の株主の株式1株を2株に分割することが好感されて15.5%高。ピクセルカンパニーズ<2743>(JQS)はカジノ関連株人気が再燃とされて8.8%高の急反発となった。