【銘柄フラッシュ】アカツキなど急伸しこのところ上げ相場に乗り切れてこなかったキッコーマンなどが活況高

株式市場 銘柄

 12日は、JXホールディングス<5020>(東1)が朝方に年初来の高値を更新したあと次第にダレ模様になり、後場は軟調になって大引けは0.5%安。大手銀行株も前引けには総じて軟化して三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)は1.0%安など、トランプ氏の次期大統領決定後に上げてきた銘柄群の一角が調整含みになった。半面、このところ上げ相場に乗り切れてこなかった食品株の上げが目立ち、キッコーマン<2801>(東1)は7.1%高。キユーピー<2809>(東1)は3.3%高。テルモ<4543>(東1)は中期計画の発表があり4.7%高。

 カナモト<9678>(東1)は札幌市など北海道でのドカ雪が思惑視されて11.2%高。日建工学<9767>(東2)は「環境活性コンクリート」が11日のTV番組で紹介されたとされて25.6%高の急伸。川上塗料<4616>(東2)は対ロ経済協力銘柄として一段強張り14.3%高。インタートレード<3747>(東2)は化粧品やサプリをロシアで展開とされて5.8%高。アーバンライフ<8851>(東2)は「民泊」関連株とされて8.1%高。

 アカツキ<3932>(東マ)は東海東京調査センターが投資判断を開始して注目しはじめたとされてストップ高の22.7%高。AppBank(アップバンク)<6177>(東マ)はゲーム情報を提供する「YouTube(ユーチューブ)」の「マックスむらいチャンネル」の動画の累計再生回数が15億回を突破との発表などが好感されて13.9%高。リファインバース<6531>(東マ)は廃カーペットなどから高効率の燃料を回収し原油価格高は追い風とされて13.1%高。アイリッジ<3917>(東マ)は好業績などが好感されて7.8%高。

 日本一ソフトウェア<3851>(JQS)ソニー<6758>(東1)グループとのスマートフォン向け新ゲームアプリ制作などが好感されて3日連続ストップ高の15.9%高。日進工具<6157>(JQS)は12月末の株主の株式1株を2株に分割することが好感されて15.5%高。ピクセルカンパニーズ<2743>(JQS)はカジノ関連株人気が再燃とされて8.8%高の急反発となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■全従業員にAI活用徹底、業務改革を本格化  LINEヤフー<4689>(東証プライム)は7月14…
  2. ■50年以上親しまれたかぜ薬が国内市場から姿を消す?  大正製薬は7月14日、塗るかぜ薬「ヴイック…
  3. ■鈴鹿8耐で新型CBコンセプト登場  ホンダ<7267>(東証プライム)は7月11日、大型ロードス…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  2. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  3. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  4. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  5. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  6. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る