【株式市場】円安が一服模様になり日経平均も反落するが東証2部指数や新興市場指数は高い

株式

◆日経平均の前引けは1万9125円57銭(29円46銭安)、TOPIXは1530.13ポイント(1.30ポイント安)、出来高概算(東証1部)は11億1987万株

チャート16 13日(火)前場の東京株式市場は、NYダウの6日続伸に対し、為替は円安基調が一服模様に転じたため自動車、建機、重電、精密機器などで軟化する銘柄が目立ち、日経平均も反落模様となった。10時30分頃にかけては一時堅調に転換して31円74銭高(1万9186円77銭)まで上げたが、前引けは29円46銭安(1万9125円57銭)となった。ただ、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 大手銀行株や証券株も上げ一服となったが、NTT(日本電信電話)<9432>(東1)は自社株買いの発表などが好感されて続伸し、ジャパンディスプレイ<6740>(東1)は産業革新機構の支援や有機EL会社買収などが材料視されて続伸。川崎近海汽船<9179>(東2)は対ロシア経済協力関連株の出遅れとされて急伸。フルッタフルッタ<2586>(東マ)は南米産果物の抗加齢などに関する研究が材料視されて急伸。インソース<6200>(東マ)は業績拡大期待などが言われて続伸。

 東証1部の出来高概算は11億1987万株、売買代金は1兆3063億円。1部上場1998銘柄のうち、値上がり銘柄数は901銘柄、値下がり銘柄数は972銘柄となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る